こんにちわ、畳マン六代目です!江戸後期から続く青畳工房で畳を作っています。
今日は、佐賀県産い草の畳表を取りに行った時のお話。
畳表の品質は、イグサの1本1本のチェックや丁寧な作業があることで守られています。
この記事では、佐賀県最後のい草畳表生産者である吉丸さんのところに行って、い草畳表の作り方のほんの一工程と畳屋さんとの勘違いなどを解説します。畳表の秘密をお伝えします!
佐賀県産い草の畳表を取りに行く
今日は佐賀県産い草の吉丸さんのところに畳表を取りに行ってきました!
吉丸さんは佐賀県最後のい草畳表生産者で、とってもいい畳表を製織してくれます。
イグサのチェック
畳表作りには織る前のイグサのチェックが大切です。
枯れたイグサや折れたい草をチェックして抜き出していくところの作業中でした。
熟練した目がないと見落としてしまいます、こうした細かい作業がいい畳表になりますの重要です。
イグサ生産者のお仕事
一般的なイグサ生産者は、イグサを育て、畳表まで織るという流れで仕事をしています。
農繁期には畳表が製織できないということもありますので在庫管理も大変です。
畳屋さんとの勘違い
畳表は畳屋さんが織っていると勘違いされることがありますが、実際にはイグサ生産者が織っています。
畳屋さんは、畳表を使って畳を仕上げる専門家です。
イグサ生産者と畳屋さんは畳作りにおいて連携していて、欠かせないパートナーなんです。
畳表は、畳作りにおいてメインであり無くては作れません。
佐賀県最後のい草畳表生産者である吉丸さんは、良質な畳表を作るためにイグサのチェックを行い途切れることなく提供するため農繁期のことも考えた在庫管理を行っています。
また、畳屋さんと畳表製織者は畳作りにおいて連携していて、互いに欠かせない存在です。
畳マン六代目が、畳表の製造過程や畳屋さんとの関係を解説しました。
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1982年、佐賀県佐賀市の生まれ。
畳の被り物をしてマラソンに出てみたところマラソンではなく被り物に興味を持ってしまった畳屋六代目。
通常の畳替えのほかフローリング用の置き畳製作を日々こなしている。
ほかに社寺仏閣の有職畳など特殊技術を持ち畳職人としても光るものがある。
国産畳表以外は一切使わない!という頑固なところも評価され地元の方々からも安心な素材を使っている畳屋という認識がある。
佐賀県最後のイグサ畳表生産者吉丸さんの畳表をメインに使用し、佐賀県産の消費量はNo.1ということである。
畳1グランプリ九州代表
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