花ゴザって?
皆さんは花ゴザってわかりますか?花筵(ハナムシロ/カエン)なんて難しい呼び方をすることもありますが、染めたイグサを使ったり柄を出して織ったりしたゴザで、通常はフロアの上などにゴザのまま敷くものです。
ホームセンターなどでも夏場は多く取り扱ってあるので見たことはあると思います。
花ゴザと畳表は似て非なるもの
花ゴザも畳表もどちらもイグサを使って織る織物なのですが、一般的にイグサ農家さんが畳表にイグサを良いものから使い、余った短いイグサを花ゴザの生産者に卸す感じで、織りあがった製品のイグサの本数も畳表の方が多く詰まっています。例外はもちろんありますけど。
畳表を畳屋が畳にする
たまにイグサを畳屋が仕入れて畳表に織り上げ、畳に加工すると勘違いされることがありますが、
イグサの生産者さんや織り専門の方が畳表まで加工し、それを仕入れて畳屋が畳に加工します。
畳屋は織りまで済んだ畳表を仕入れ畳に加工します。
花ゴザ織師と畳屋のコラボ
昭和57年生まれ同士
そして今回畳マン六代目と同じ歳の花ゴザ織師との合作が完成!!!
なんと花ゴザを畳の畳表として使ってみました!
【igusa57 カバラ】
フローリングの上の置き畳として製作納品、裏面は滑り止めをがっちり貼ってます。
イグサに携わる57年生まれ同士の合作なので
igusa57
椛島君が織った薔薇柄の花ゴザだから
カバラ
ネーミングは安易ですけどめちゃくちゃいい仕上がりになりましたw
モダン乱敷き
畳屋さんのグループにモダン乱敷きの会というのがあり当店も加盟しています。そのグループでは格式やしきたりに縛られず変わった敷き方もやってオシャレにいこうぜ!ってグループ。
このお部屋も周りに花ゴザの一畳サイズの畳を敷き中の2畳を普通のイグサの半畳縁無し市松畳に仕上げたモダン乱敷きになります!
イグサはもちろん国産
花ゴザに使用されてるイグサも縁無し畳のイグサも当然国産品、なぜなら国産イグサじゃないと畳マンは取り扱わないからです。
igusa57 カバラまとめ
この畳をフェイスブックやインスタで公開したところなかなかの反響をいただいております!
畳のこれからにはこういう型破りな物も必要なんだと思います。
畳マン六代目は国産イグサを、畳を、盛り上げるためにもどんどん面白いことをやっていこうと考えています!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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