
置き畳を通販していると比べられる商品がジョイントマットというはめ込んで並べていくスポンジみたいな柔らかい素材の敷物です。
安価なので通販でもたくさん売れているようです。
畳マン六代目もお客さん宅に畳替えなどに行くとリビングに敷き詰められていたりするのを目にすることがあります。
主に赤ちゃんがいるご家庭に多いように見受けられますね。
なぜ床を柔らかくしたいのか
赤ちゃんがハイハイをしたりつかまり立ちをしたりする時は床材がフローリングのように硬いとあまり良くないと言われています。
ハイハイの時期が短いと足腰の強さに弊害があると聞いたことがあり、フローリングだと余計に早く歩こうとするそうです。
またつかまり立ちを覚えてきたり、寝返りして布団から落ちたりしても頭を打つ衝撃が緩和されます。
畳とジョイントマットどっちがいいの?
畳屋としてはそりゃー畳だよ!!!
となりますが、金額面はジョイントマットが安価です、畳の方がいい面は畳の表面はイグサの織り物である畳表です、赤ちゃんの成長に大切な学びも与えてくれます。
イグサの香り
畳目の感触(爪でガリガリしてみたりします)
ジョイントマットは安価なので部分的に交換も安易にできたりもしますね。
見た目の高級感は畳表に使われてるイグサの質が悪すぎたりしなければ置き畳の方がしっかりしてますし、イグサ以外の素材だとさまざまなカラーでインテリアにも合わせることができて、ジョイントマットのパズルのような継ぎ目もありません。

小城の畳は 久留米の畳は 神埼の畳は
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1982年、佐賀県佐賀市の生まれ。
畳の被り物をしてマラソンに出てみたところマラソンではなく被り物に興味を持ってしまった畳屋六代目。
通常の畳替えのほかフローリング用の置き畳製作を日々こなしている。
ほかに社寺仏閣の有職畳など特殊技術を持ち畳職人としても光るものがある。
国産畳表以外は一切使わない!という頑固なところも評価され地元の方々からも安心な素材を使っている畳屋という認識がある。
佐賀県最後のイグサ畳表生産者吉丸さんの畳表をメインに使用し、佐賀県産の消費量はNo.1ということである。
畳1グランプリ九州代表

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