六代目の畳職人が補足します
木枠の外寸と、畳が入る内寸を分けて考える
木枠全体の外側を測った寸法と、置き畳が実際に入る内側の有効寸法は同じではありません。畳を注文するときに基準になるのは、原則として枠の内側です。
ただし、測った内寸をそのまま1枚の畳寸法として注文するわけではありません。畳を入れて取り外せるよう、枠のゆがみや測定差も見ながら、納まりに必要な余裕を考えて製作寸法を決めます。
枠材の厚み、角の納まり、組み立て誤差によって、内側は予定より狭くなることがあります。完成した枠へ畳を入れる場合は、内側の縦・横を一か所だけでなく複数箇所で測り、対角寸法も確認してください。
枠を先に作る場合
木枠を完成させてから内寸を測り、その寸法を基に畳の製作寸法を決めます。枠にゆがみや直角のずれがある場合は、縦横の数字だけで注文せず、写真と複数箇所の寸法を添えて、製作可能な畳寸法を相談してください。写真と寸法だけで、木枠への納まりや構造上の安全を保証するものではありません。
畳の寸法を先に決める場合
必要な畳枚数と1枚の製作寸法を先に決め、その畳が無理なく納まる内寸になるよう木枠側を設計します。外寸から枠材の厚みを引くだけでは、接合部や施工誤差を反映できない場合があります。
青畳工房が確認できる範囲
青畳工房では、置き畳の製作寸法、枚数、素材について確認できます。木枠そのものの強度、固定方法、耐荷重、転倒・転落防止は保証できません。小上がりの構造や安全性は、設計・施工を行う専門家へ確認してください。
次に確認するページ
木枠の内寸や畳の製作寸法で迷う場合は、置きたい場所の写真と複数箇所の寸法を添えてLINEでご相談ください。見積りだけでも大丈夫です。
DIYで小上がり畳を作ろう!
置き畳を使った小上がりの実例です。小上がりを作る場合は、畳の寸法と木枠の内寸を別々に決めず、どちらを先に確定するか整理してから進めます。

なぜDIYで小上がりを作るのか?
置き畳を使う小上がりは、座る場所やくつろぐ場所を作りたい場合の選択肢です。ただし、木枠を作ること自体と、畳を製作することは分けて考え、安全な構造は設計・施工の専門家へ確認してください。
小上がりの作り方
先に決めるのは、収納や高さではなく「木枠を先に完成させるか、畳寸法を先に決めるか」です。どちらの場合も、畳が入る内側の寸法を基準にします。実際のお客様による製作例は、構造をそのまま再現する手順書ではなく、完成イメージの参考としてご覧ください。
DIYの結果
以前、自作の小上がり畳を作ったお客様から完成した画像をいただいたことがあります。びっくりもしましたし何より嬉しかったです。😊
いかがでしょう?、あなたも自作の小上がり畳に挑戦したいと思いませんか?
まとめ
置き畳を使う小上がりでは、木枠の外寸ではなく、畳が実際に入る内寸を確認します。測った内寸をそのまま1枚寸法にせず、取り外しと枠のゆがみを考えて製作寸法を決めてください。青畳工房で確認できるのは畳の寸法・枚数・素材です。木枠の強度、固定方法、耐荷重などの構造安全は専門家へご相談ください。


