お子さんがフローリングで遊ぶのを見て、何か安全対策を講じたいと思ったことはありませんか?🤔
そのように感じている親御さんはたくさんいます。
この記事では、江戸後期から続く畳屋、青畳工房の畳マン六代目から、フローリングの問題点と畳の利点についての詳しい解説をお伝えします。
子供部屋の安全性を考えた時、畳が提供する多くのメリットについて学び、子供たちの成長を守るためのヒントを得られることでしょう。
これからお子さんの部屋をどう装飾するか迷っている方、是非この記事をご一読ください。
子供部屋の安全性向上: フローリングから置き畳へ
ふと、小さなお子さんたちがフローリングで遊ぶのを見て、安全対策としてマットや置き畳を敷きたくなった経験はありませんか?🤔
実は、そのように感じている親御さんは多いんですよ。
フローリングの存在が危険なのか?
そもそも、なぜフローリングが危険だと感じるのでしょうか?
大人にとっては、フローリングの床はなんてことない、外を歩くことの方が100倍、1000倍危険だと感じるかもしれません。
でも、子供達が自由に遊ぶキッズスペースとして考えると話は変わりますよね。
遊んでいる小さな子供たちは、飛んで跳ねておもちゃを落としたり投げたりします。
そして、固めの素材のフローリングだと、次のような問題が起こり得ます。
- 不意に転んで頭を打つ衝撃
- おもちゃを落としたときの音
- おもちゃを踏んだ時の痛み(フローリングだと床が沈まないため、痛みがダイレクトに伝わる)
これらのリスクを減らすためにも、柔らかな素材の床材がおすすめです。それにより、
- 転んだ時に頭を打つ衝撃の軽減
- 音の軽減(マンションなどで問題になりやすい)
- 硬いおもちゃを踏んだ時の痛みの軽減
が期待できます。
フローリングと畳との違い
畳には、赤ちゃんの成長に対して特有の利点があります。
それは何かと言うと、畳は凹凸があることです。
フローリングは平らな床材で、板の継ぎ目以外は真っ平らです。一方で畳は畳の目があり、凹凸があります。
赤ちゃんは、指を使い、全身で寝転んだりして、その凹凸という情報を五感を使って吸収します。
この情報は、触覚という五感のお勉強になります。なお、畳の凹凸が赤ちゃんの爪で少し傷つくこともあるかもしれませんが、それは赤ちゃんが学び、楽しんでいる証拠なのですから許してあげてください😊
ハイハイ期間の重要性
フローリングでハイハイすると、床が硬いために膝が痛くなりやすく、その結果、早めに立ち上がることが多いと言われています。
これは成長の証かもしれませんが、ハイハイの期間は足腰を鍛える大切な時期なのです。
ハイハイの期間が短いと、赤ちゃんはよく転ぶ傾向があります。
これはハイハイ期間に鍛えられる足腰のバランスを取る筋力が未熟だからです。
イグサの畳の特性
さらに、イグサの畳には香りがあります。
大人はこの香りを良い香りとして認識しますが、フローリングで育った子供たちは畳の香りを知らないことが多いです。
しかし、赤ちゃんにとって、異なる香りを学ぶことも成長の一環です。
イグサの香りは集中力を高めるという研究結果があり、これは勉学を始める子供たちにとって非常に有益なことです。
畳マン六代目からの一言
「紙や樹脂の畳もある今の世でも、やはりイグサの畳が一番だと思います。イグサの畳が大好きな畳マンとしては、これからもイグサの畳をおすすめしますよ!😄」
この記事を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
子育てに畳を活用していただけると本当に嬉しいです。
家庭の中で、子供たちが畳の上で遊び、学び、成長する様子を見ることが、私たち畳マンにとって最高の喜びです。
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