こんにちわ、畳の世界を6世代に渡って守り続けてきた畳マン六代目です。
皆さんがホームセンターや家具店で買った置き畳、それってズレたり滑ったりしませんか?
滑り止め付きと説明されていてもフローリングとの相性で、滑ってしまってズレてしまうという問題、もしかしたら経験されている方もいるかもしれませんね。
青畳工房の畳には、そんな悩みを解消する滑り止めが採用されています。
ゴムのシート?いえいえ、違いますよ。不織布の滑り止めです。
それは、畳の裏面全体に張り巡らされ、滑りにくさを追求した結果のもの。
ズレない、床を傷つけない、これこそが我々の置き畳の理想です。皆さんにこの記事を通じて、我々の畳の品質とその製作過程についてお伝えできればと思います。
『ズレない置き畳を作る!』― 青畳工房の滑り止めの秘密
1. 置き畳の現状
ホームセンターや家具店などで販売されている置き畳には、滑り止めがついているもの、ついていないものがあります。
しかし、滑り止めがついていると言っても簡素な滑り止めはフローリングとの相性により、グリップが効かず滑ってしまい、置き畳を歩くたびにズレてしまうという問題があります。
2. 青畳工房の置き畳:ジョイントがない理由
当店、青畳工房が提供する置き畳には、ジョイントは使用していません。
一部の置き畳には、マジックテープ式やプラスチックではめ込むタイプのジョイントがついています。
これにより、畳を連結して固定することが可能です。
確かに複数枚の畳が連結されることにより、動きにくくなるでしょう。
しかし、畳を定期的に上げて掃除をする必要がある置き畳の場合、すべての畳が連結されてしまっているためにジョイントの存在が手間になり掃除に時間がかかってしまうこともあります。
特にプラスチックのジョイントでは、置き畳裏面に開けられているジョイントをはめ込むための穴の精度の問題や使用することで穴が広がり結果として畳同士に隙間が生じてしまうということが指摘されています。
これらの理由から、当店ではジョイントを使用しない選択をしています。
3. 青畳工房の置き畳:滑り止めの秘密
青畳工房の置き畳の滑り止めは、一般的なポツポツした突起があるゴムのようなシートではありません。
フローリングとの相性があまり良くなく滑ってしまうことが多いため、違う素材の滑り止めを使用しています。
それは、畳の裏面全体に不織布の滑り止めを張り巡らせるというもの。
裏面の外側だけでなく裏面全面に張ることで、滑り止めそのものにも負荷がかかりにくくしています。
500m巻きの滑り止めシートを仕入れては、畳のサイズごとにカットし、全面に貼り付けています。
その結果、端切れが大量に出てしまうのですが、それらは梱包時の緩衝材としてのクッション材としても活用させていただいています。
4. 不織布の滑り止めのメリット
この不織布の滑り止めは床材をほとんど選ばず、置き畳そのものの重量でも強力にグリップすることが可能です。
また、フローリングを傷つけない素材なので、賃貸のお宅でも安心してご使用いただけます。
また、お客様からのレビューでも滑り止めの効果に半信半疑だったお客様の驚かれる声が多く寄せられています。
当店が選んで使用している滑り止めでを賞賛していただけると大変嬉しく感じています。
5. 畳マン六代目の挑戦と決意
青畳工房の畳マン六代目として、常にお客様がより快適に置き畳を使用できるような製品開発に取り組まなければなりません。
表面の畳表材のみではなく、ズレない、手間がかからない、床を傷つけないという要素を追求し、より良い置き畳を提供し続けることが私たちの目指すところです。
今後も、皆様のご意見やご要望を大切にしながら、置き畳作りに全力を尽くします。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。引き続き青畳工房をよろしくお願いいたします。
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