皆さんこんにちは!
今日は、江戸後期から続く畳屋六代目である青畳工房の畳マン六代目が、佐賀県産イグサ畳表の現状についてお話ししたいと思います。
最近は輸入品の増加や生産者の高齢化により、国産イグサ畳表生産が厳しい状況にあるんです。
でも、畳マン六代目が見た吉丸さんの情熱に感動し、国産イグサ畳表の価値を伝え、畳文化を守り続けることが大切だと改めて気付かされました。
佐賀県産イグサ畳表の現状
昨日、佐賀県最後の佐賀県産イグサ畳表生産者である吉丸さんのところへ寄ってきました。
イグサ畳表は、日本の伝統的な畳表として、その品質と美しさで知られています。
しかし、近年の低価格な輸入品の増加や、生産者の高齢化により、国産のイグサ畳表生産が厳しい状況に置かれています。
先刈りと雑草取りの大変さ
吉丸さんの畑では、先刈りが終わったばかりで、雑草を手作業で取り除く作業が行われていました。
この作業は非常に根気がいるもので、見ているだけでも頭が下がる思いでした。
また、作業中に腰をかがめていることが多いため、腰痛も心配になります。
畳になるイグサの喜び
それでも、吉丸さんが一生懸命育てたイグサが、皆さんのお家に届く畳になると思うと、とても嬉しく思います。
このような国産の素材が、私たちの暮らしに密接に関わっていることを実感し、生産者の方々の努力に感謝の気持ちでいっぱいです。
今後のイグサ畳表の展望
佐賀県産イグサ畳表の現状は厳しいものですが、吉丸さんのような熱心な生産者がいることで、日本の伝統的な畳文化が継承されていくことを期待しています。これからも、国産イグサ畳表の価値を伝え、業界揃って協力することが大切だと感じました。
まとめ:
本記事では、佐賀県産イグサ畳表の現状について解説しました。輸入品の増加や生産者の高齢化が問題となっていますが、吉丸さんのような熱心な生産者の存在が希望を与えてくれます。
私たち一人ひとりが国産イグサ畳表の価値を理解し、日本の伝統文化である畳を守り続けることが大切です。ぜひ、この機会に国産イグサ畳表を選ぶことで、日本の畳文化を支えてみませんか?
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