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すのこの上に置き畳は敷ける?厚みより先に確かめたい「板の間隔」

すのこの上に畳を載せれば、畳ベッドのように使えるのでは。そう考えたとき、最初に見てほしいのは、すのこの板と板の間隔です。

板の間隔が広いすのこでは、畳が隙間へ沈んでしまうことがあります。青畳工房では、その場合は隙間を狭くするなど、畳を下から支える対策が必要とご案内しています。

「厚い畳にすれば大丈夫」「湿気対策になるから重ねたい」と決める前に、畳を何の上で使うのかを確かめましょう。素材やサイズを選ぶのは、その後です。

すのこの板と板の間は、畳を支えていない場所です

上から見れば一面の畳でも、その下には、板がある場所と隙間になっている場所があります。フローリングへ直接敷く場合と、すのこへ載せる場合では、畳を下から支える条件が違います。

六代目がすのこへの設置で気にしているのは、この板の間隔です。間隔が広いものでは畳が隙間へ沈むため、隙間を狭くするなどの対策が必要になります。

すのこ全体の縦横に畳が納まっても、それだけで使えるとは決まりません。外寸が合うことと、畳を支えられることは別です。

厚い置き畳へ替えるだけでは、解決しないこともあります

薄い畳が心配なら、厚いものを選べばよいのでしょうか。厚みだけで判断せず、下にどれほどの隙間があり、畳がどこで支えられるかを見る必要があります。

青畳工房では、すのこの隙間についての相談に、畳を厚くしても隙間が大きければ歪む可能性があるとお伝えしてきました。厚みの数字だけを変えれば、下地の条件まで解決するわけではありません。

隙間を狭くする場合も、畳を買ってから自己流でつじつまを合わせるのではなく、すのこ側の構造と、載せる畳の条件を注文前に確認してください。補強材の種類や固定方法を、どのすのこにも同じように当てはめることはできません。

湿気を逃がす話と、畳を支える話を分ける

布団の下の湿気が気になり、すのこと置き畳を重ねようと考える方もいるでしょう。ただ、隙間があることと、畳を支える面があることは、別の確認です。隙間を狭くする対策を考えるなら、通気の取り方も合わせて見直します。

また、すのこを入れたからといって、布団を敷きっぱなしにしてよいわけではありません。置き畳の上で布団を使う場合も、毎日、布団を畳の上から外し、ときどき畳の裏面とその下の状態を確かめます。

布団を使う日の手入れは、フローリングで布団を使う際の、置き畳と湿気対策にまとめています。ここでは、まず畳の下をどう支えるかを決めましょう。

畳ベッドと、すのこに載せた置き畳は同じではありません

「畳が載っている」という見た目が似ていても、もともとの用途や組み合わせる製品が違います。次のように分けると、購入前に調べることがはっきりします。

敷く場所によって、先に確認することが変わります
使い方先に確かめること選ぶときの考え方
フローリングへ置き畳を敷く床面の状態、畳の裏面、段差、扉や家具床と商品の使用条件を確認してから、素材・寸法・枚数を選ぶ
すのこの上へ置き畳を載せる板と板の隙間、下からの支え方、載せる畳の構造外寸や畳の厚みだけで決めず、組み合わせを注文前に相談する
畳ベッドの畳を交換するベッドの指定仕様、交換用畳の寸法・厚み・対応条件同じ大きさの置き畳を代用品と決めず、ベッドと畳の両方へ適合を確認する

寝床の高さや、昼間の部屋の使い方から選びたい方は、畳ベッドと置き畳の使い方の比較も参考にしてください。

当店の15mm厚3商品も、表面の素材だけで選ばない

青畳工房の主な正方形の置き畳には、次の3商品があります。

いずれも厚さは約15mm。商品ページでは、茶殻配合ボード、2mm厚のクッション、全面滑り止めという構造を案内しています。

これらはすのこ用の畳として紹介しているのではありません。い草・和紙・樹脂という表面の違いだけで、隙間のある下地へ使えるかは決まりません。商品名、芯材、厚み、裏面まで見て、敷く場所との組み合わせを確認してください。

相談するときは、外寸だけでなく板と隙間も伝える

「すのこの上で使いたい」ときは、畳の候補とともに、次の内容をお知らせください。

  • すのこの商品名や型番。自作の場合は、そのこと。
  • すのこ全体の縦・横と、畳を載せたい範囲。
  • 板の幅と、板と板の間にある隙間。
  • 布団を敷くのか、座る場所にするのかなどの使い方。
  • 候補にしている置き畳の商品名・寸法・厚み。

写真があれば、全体と板の並びが見えるものが参考になります。写真がなくても、分かる寸法と使い方を文章でお知らせいただければ相談できます。撮影のために、重い寝具や家具を無理に動かす必要はありません。

青畳工房では置き畳の商品仕様と使い方をご案内します。すのこやベッド自体の補強・固定・耐荷重は、その製品のメーカーや製作する方にも確認してください。

敷く場所が決まったら、素材と必要枚数を選ぶ

フローリングへ敷くのか、すのこやベッドとの組み合わせを確認するのか。先にそこを決めておくと、素材やサイズを選びやすくなります。

い草の香りや手触り、拭き取りやすさ、部屋に合わせたい色などから、い草・和紙・MIGUSAの違いを比較してください。

敷きたい範囲が決まったら、サイズと必要枚数・概算総額を計算できます。ただし、計算できるのは寸法や配置の候補です。すのこの隙間、強度、畳の沈み込みまで判定する機能ではありません。

「すのこの板の間隔が広いけれど、置き畳を使えるだろうか」と迷ったら、購入前にLINEですのこと置き畳の組み合わせをご相談ください。畳の候補と、板の並び・寸法・使い方を伺いながら、確認する点をご案内します。