部屋に合う置き畳を選ぶ

サイズ・必要枚数は注文前にLINEでも確認できます

公式通販を見る

置き畳はカビる?フローリング下の湿気対策・干し方・素材別の注意点

置き畳は、置くだけで使える反面、敷いたままでは畳とフローリングの間を見落としがちです。カビを避ける要点は「素材名だけで判断しない」「水分を残さない」「ときどき裏面まで確認する」の3つです。

先に結論
置き畳なら必ずカビるわけではありません。ただし、湿度・汚れ・空気の動き・布団やラグの重ね使いなどが重なると、表面や裏面にカビが生じる可能性があります。梅雨だけでなく、結露しやすい冬も確認が必要です。

置き畳にカビが生じやすくなる5つの条件

  1. 室内の湿度が高い状態が続く
    雨天が続く時期、室内干し、加湿器の使い過ぎなどで湿気が抜けにくくなります。
  2. 布団・ラグ・マットを長時間重ねる
    人の体から出た水分や、温度差で生じた湿気の逃げ道が減ります。
  3. 飲み物や水分を残す
    こぼした直後は表面だけでなく、畳同士の継ぎ目や裏側への回り込みも確認します。
  4. ほこりや食べかすが残る
    汚れをためない日常清掃が大切です。
  5. 長期間動かさず、裏面を確認しない
    表面が乾いて見えても、床との間に湿気が残っていることがあります。

普段できる湿気対策

1. 換気と除湿を「部屋全体」で考える

晴れて外気が乾いている日は窓を開け、風の通り道を作ります。外気の湿度が高い日や風が通りにくい部屋では、エアコンの除湿や除湿機も選択肢です。畳だけに風を当て続けるのではなく、室内に湿気をためないことが基本です。

2. 掃除は畳目に沿って、素材に合う方法で

掃除機は畳目に沿って、表面を強くこすらないようにかけます。乾拭きが基本ですが、和紙表・樹脂表・天然い草では推奨される手入れが同じとは限りません。濡れ雑巾、洗剤、アルコール、漂白剤などを自己判断で使う前に、商品ごとの取扱説明を確認してください。

3. 定期的に1枚ずつ持ち上げる

置き畳の利点は、必要なときに1枚ずつ動かして床面と裏面を確認できることです。頻度を一律に決めるより、湿気が多かった週、布団を敷いた翌朝、飲み物をこぼした後など、条件が重なったときに確認する方が実用的です。持ち上げたら畳と床の両方が乾いているか、においや変色がないかを見ます。

置き畳の干し方

  • 掃除後、畳を安定した場所に立て、表裏に空気が触れるようにします。
  • 倒れると危険なため、子どもやペットが近づかない場所で行います。
  • 雨天の屋外や湿度の高い場所は避けます。
  • 天然い草は強い直射日光を長時間当てると変色しやすいため、風通しのよい日陰を基本にします。
  • 床面にも水分が残っている場合は、床を十分に乾かしてから敷き直します。

裏面の滑り止めや畳床は商品によって材質が異なります。天日干し、乾燥機、温風などの可否を一括りにせず、購入店またはメーカーへ確認してください。

布団を敷いた翌朝にすること

布団を上げた直後は、畳の表面が温かく湿っていることがあります。すぐに収納家具へ押し込む前に布団を乾かし、置き畳も状態を確認します。毎日寝具を敷く使い方なら、敷きっぱなしを避け、部屋と畳の下に湿気を残さない運用を先に決めておくと安心です。

い草・和紙表・樹脂表で注意点は違う

素材選ぶ前に確認したいこと
天然い草香りと自然な風合いが魅力。湿気、日焼け、水分の扱いを理解して使う。
ダイケン和紙表機械すき和紙を加工した畳表。天然い草と同じ手入れと決めつけず、製品の手入れ方法に従う。
セキスイMIGUSAなど樹脂表色の選択肢が多い。水分に強い印象だけで放置せず、畳床・裏面・床との間も確認する。

「表面素材がカビにくい」ことと、「置き畳の下に湿気がたまらない」ことは別の話です。表面だけで選ばず、使う部屋、布団の有無、手入れにかけられる時間まで含めて比較しましょう。

カビらしきものを見つけたら

まず使用をいったん止め、周囲へ広げないように状態を確認します。素材によって適した処置が異なり、強くこする、濡らす、薬剤を混ぜると変色や傷みにつながる場合があります。広範囲、強いにおい、内部まで及んでいるように見える場合は、無理に再使用せず購入店や専門業者へ相談してください。

よくある質問

置き畳の下に除湿シートを敷けば安心ですか?

床材、除湿シート、置き畳の組み合わせを一律に判断することはできません。滑りや床面への影響も含め、双方の取扱説明を確認してください。除湿シートを敷いても、換気や状態確認が不要になるわけではありません。

カビが心配なら、い草以外を選ぶべきですか?

素材ごとに長所と注意点があります。香りや肌触りを優先するか、色や手入れのしやすさを優先するかで向く商品は変わります。使用環境を伝えて相談するのが確実です。

購入前に、素材と必要枚数を確認する

置き畳を敷き詰めるか、必要な場所だけに置くかでも、動かしやすさや手入れの仕方が変わります。まずは素材の違いを比較し、置きたい範囲から枚数を計算してください。

部屋の写真や使い方を見ながら選びたい方は、青畳工房へご相談ください。製品ごとの手入れ方法も、ご注文前に確認できます。

The following two tabs change content below.
アバター画像
1982年、佐賀県佐賀市の生まれ。 畳の被り物をしてマラソンに出てみたところマラソンではなく被り物に興味を持ってしまった畳屋六代目。 通常の畳替えのほかフローリング用の置き畳製作を日々こなしている。 ほかに社寺仏閣の有職畳など特殊技術を持ち畳職人としても光るものがある。 国産畳表以外は一切使わない!という頑固なところも評価され地元の方々からも安心な素材を使っている畳屋という認識がある。 佐賀県最後のイグサ畳表生産者吉丸さんの畳表をメインに使用し、佐賀県産の消費量はNo.1ということである。 畳1グランプリ九州代表