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置き畳を使わないときの収納方法|立て方・重ね方・長期保管の注意点

置き畳は動かせるからこそ、来客時だけ使う、季節によって片づける、といった使い方ができます。ただし、湿ったまま重ねる、壁へ不安定に立てかける、上に重い物を載せる保管は避けたいところです。

保管の基本は4つです。
汚れを取る → 十分に乾かす → 平らな形を保つ → 湿気と強い日差しを避ける。収納方法より先に、片づける時点の状態を整えます。

収納前に確認すること

  1. 表面のほこりを取る
    掃除機は畳目に沿って軽くかけます。食べかすや砂粒を残したまま重ねないようにします。
  2. 水分・におい・変色を見る
    飲み物をこぼした直後、布団を敷いた直後はそのまま収納しません。表面、継ぎ目、裏面を確認します。
  3. 畳と床の両方を乾かす
    風通しのよい日陰で、表裏に空気が触れるようにします。屋外へ出せるか、直射日光へ当ててよいかは商品によって異なります。
  4. 枚数と状態を記録する
    色や畳目の向きを組み合わせていた場合は、敷いてある状態をスマートフォンで撮っておくと再設置が楽です。

立てて保管する場合

短期間の風通しや状態確認では、置き畳を立てると表裏に空気を通しやすくなります。長期保管で立てる場合は、畳が倒れない安定した場所を選び、強く斜めにしならせないことが大切です。

  • 立てる面と床の間に砂や硬い異物がないか確認する
  • 畳同士を密着させず、必要に応じて空気の通り道を作る
  • 角だけへ荷重が集中しないようにする
  • 転倒防止を行い、子どもやペットの動線を避ける
  • 壁面に結露や湿気がない場所を選ぶ

「壁へ立てかければよい」と一律には言えません。薄い置き畳でも大きさと枚数によって重量があり、倒れればけがや破損につながります。収納ラックなどを使う場合も、サイズ、耐荷重、接触部分の形状を確認してください。

平らに重ねて保管する場合

平積みは倒れにくい一方、湿気が抜けにくく、下の畳へ荷重がかかります。完全に乾いていることを確認し、水平で清潔な場所へ、畳の角がそろうように重ねます。

  • 上に家具、段ボール、季節家電など重い物を載せない
  • 枚数を高く積み過ぎない
  • 床へ直接置く場合は、床面の結露や水漏れがないか確認する
  • 長期間そのままにせず、ときどき表裏とにおいを確認する

避けたい収納場所

場所・方法注意する理由
湿気の多い押し入れの奥状態を確認しにくく、湿気がこもることがある
結露する外壁側畳と壁の間へ水分が残る可能性がある
強い日差しが続く窓際変色や温度上昇の原因になりやすい
水回りの近く水はねや漏水へ気づきにくい
密閉したビニール包装のまま中に残った湿気の逃げ道がなくなる場合がある

ほこり除けが必要な場合は、商品に適した通気性と保護方法を購入店へ確認してください。防虫剤や乾燥剤も、畳表・畳床・滑り止めへの影響を確認せずに直接触れさせない方が安全です。

再び敷く前のチェック

  1. 表面・側面・裏面に変色、におい、傷みがないか
  2. 畳が大きく反っていないか、角が傷んでいないか
  3. 裏面の滑り止めにごみが付いていないか
  4. 敷くフローリングが乾いていて、砂や小石がないか
  5. 並べた後に段差、浮き、ずれがないか

滑り止めの効き方は、床材、汚れ、摩耗、置き方によって変わります。床材だけを見て使用可否を断定することはできません。最初は少ない枚数をゆっくり置き、人が乗る前に状態を確認してください。

収納しやすさも購入前に考える

同じ面積でも、1枚を大きくすると枚数は減りますが、1枚あたりは持ちにくくなります。小さくすると運びやすい一方、枚数が増えます。収納場所の幅・高さ・奥行きと、誰が動かすかまで確認しておくと、「片づけられると思っていたのに入らない」という失敗を減らせます。

よくある質問

購入時の段ボールへ戻してよいですか?

畳が十分に乾いていて、箱も乾燥・清潔な状態か確認が必要です。配送用の箱が長期保管に適するとは限りません。箱へ戻す場合も定期的に状態を確認してください。

毎日片づけても大丈夫ですか?

移動のたびに角、畳表、裏面へ負担がかかります。引きずらず、両手で持ち上げ、床や畳の間に異物を挟まないようにします。毎日動かす予定なら、注文前に大きさと重さを相談してください。

使う面積と片づけ方を一緒に決める

常設するのか、来客や子どもの遊び時間だけ敷くのかで、向くサイズや枚数は変わります。置きたい範囲を入力して候補を確認し、収納場所も測ったうえで選びましょう。

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1982年、佐賀県佐賀市の生まれ。 畳の被り物をしてマラソンに出てみたところマラソンではなく被り物に興味を持ってしまった畳屋六代目。 通常の畳替えのほかフローリング用の置き畳製作を日々こなしている。 ほかに社寺仏閣の有職畳など特殊技術を持ち畳職人としても光るものがある。 国産畳表以外は一切使わない!という頑固なところも評価され地元の方々からも安心な素材を使っている畳屋という認識がある。 佐賀県最後のイグサ畳表生産者吉丸さんの畳表をメインに使用し、佐賀県産の消費量はNo.1ということである。 畳1グランプリ九州代表