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国産置き畳の選び方|「国産い草」と「日本製」の違いを確認

国産の置き畳を探していると、「国産い草」「日本製」「国内加工」といった似た表示が出てきます。しかし、この3つは同じ意味ではありません。産地にこだわって選ぶなら、完成品を作った場所だけでなく、畳表の素材と原料産地まで確認することが大切です。

先に結論
「日本製」と書かれた置き畳でも、表面のい草が国産とは限りません。国産い草を希望する方は、商品説明で表面材が天然い草か、い草の産地はどこか、どこで製作したかを分けて確認しましょう。

「国産置き畳」の中身は1つではない

表示 主に表していること 追加で確認したいこと
国産い草 畳表の原料に国内産い草を使用 産地、畳表の織り、製作地
日本製 日本国内で製品として製造・加工 表面材の種類と原料産地
国内加工 裁断や縫製などの工程を国内で実施 どの工程か、原料はどこで作られたか

たとえば、海外産のい草を使い、日本国内で置き畳に仕上げた商品が「日本製」と表示されることがあります。表示が間違いという意味ではなく、原料の産地と製品の製作地は別の情報だということです。

反対に、和紙や樹脂を使った置き畳は、そもそも天然い草ではありません。色や手入れのしやすさを重視する方には適する場合があるため、「国産い草だけが正解」と決めるのではなく、希望する使い方から選びましょう。

商品ページで確認したい5項目

  1. 表面材:天然い草、機械すき和紙、樹脂などのどれか。
  2. 原料産地:天然い草なら、国産か海外産か。産地名まで記載があるか。
  3. 製作地:畳表を置き畳へ仕上げた工場や工房が国内か。
  4. 1枚の仕様:サイズ、厚み、芯材、裏面のつくり。
  5. 販売者の説明:素材写真や製作工程があり、質問先が分かるか。

「純国産」だけで判断しない強い言葉が大きく書かれていても、どの部分を指しているのかが曖昧なら判断できません。原料産地と製作地が別々に説明されている商品を選ぶと安心です。

天然い草・和紙・樹脂、どれを選ぶ?

素材 向いている希望 確認したい点
国産天然い草 自然な香り、肌触り、国産原料を重視 日焼けによる色変化、乾拭き中心の手入れ
和紙製畳表 色の選択肢、日常の扱いやすさを重視 商品ごとの水分・汚れの手入れ方法
樹脂製畳表 発色や用途に合う機能を重視 質感、熱源、屋内外などの使用条件

天然い草は、育った地域や織りによって色合いや触り心地が変わります。和紙製・樹脂製は色数が多い一方、天然い草の香りはありません。写真だけで迷う場合は、部屋の用途、食べこぼしの頻度、好みの色、何年使いたいかを販売店へ伝えると比較しやすくなります。

価格差は「産地」だけで決まらない

同じ国産い草でも、い草の長さや選別、織り方、畳表に使う部分、芯材、厚み、製作サイズによって価格は変わります。1枚価格だけで比べると、1辺の長さや送料が違い、必要枚数をそろえた総額では逆転することがあります。

  • 1枚の縦横サイズをそろえて比較する
  • 必要枚数分の総額と送料を見る
  • サイズオーダー料金を含める
  • 裏面・厚み・芯材も同条件か確認する

部屋寸法から検討する方は、先に必要枚数と1枚サイズを計算しておくと、商品ごとの総額を比べやすくなります。

国産置き畳のよくある質問

「日本製」なら国産い草ですか?

必ずしもそうではありません。日本製は完成品の製造地を表し、表面のい草が海外産の場合もあります。素材欄と原料産地を確認してください。

産地の記載がない場合はどうすればよいですか?

販売店へ「表面のい草はどこで生産されたものですか」と確認しましょう。回答が曖昧なままなら、国産い草を条件にした比較からはいったん外す方法もあります。

国産い草は色が全部同じですか?

天然素材のため、同じ商品でも色合いやい草の太さに個体差があります。経年で青みが落ち着き、飴色へ変化する点も含めて選びます。

国産い草と和紙製で迷っています

香りと自然な質感を優先するなら天然い草、色や日常の扱いやすさを優先するなら和紙製を候補にし、設置場所と手入れ方法まで比べてください。

産地・素材・サイズを一緒に比べたい方へ

置く場所の写真と縦横寸法を送っていただければ、見積りだけでも相談できます。

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1982年、佐賀県佐賀市の生まれ。 畳の被り物をしてマラソンに出てみたところマラソンではなく被り物に興味を持ってしまった畳屋六代目。 通常の畳替えのほかフローリング用の置き畳製作を日々こなしている。 ほかに社寺仏閣の有職畳など特殊技術を持ち畳職人としても光るものがある。 国産畳表以外は一切使わない!という頑固なところも評価され地元の方々からも安心な素材を使っている畳屋という認識がある。 佐賀県最後のイグサ畳表生産者吉丸さんの畳表をメインに使用し、佐賀県産の消費量はNo.1ということである。 畳1グランプリ九州代表