部屋に合う置き畳を選ぶ

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置き畳のサイズは何cmを選ぶ?82・88・99cmとサイズオーダーの決め方

置き畳のサイズは、商品名に書かれた「1枚の大きさ」だけで決めると失敗しやすいポイントです。先に考えるべきなのは、どこまで敷きたいか、何枚で並べたいか、端に空きが出てもよいかの3点。82cm・88cm・99cmといった違いも、部屋の広さではなく「完成後の畳スペース」から逆算すると選びやすくなります。

先に結論部分敷きなら既製に近い寸法、壁際まで納めたいならサイズオーダーが基本です。縦横寸法を測り、並べる枚数で割った「1枚あたりの製作寸法」が商品の上限内かを確認します。1辺でも小さいサイズ帯の上限を超えれば、大きいサイズ帯の価格になります。

82cm・88cm・99cmは何が違う?

数字は、正方形なら1辺、長方形なら製作できる辺の上限を考える目安です。同じ枚数でも1枚が大きいほど完成面積が広くなり、枚数を減らせる場合があります。一方、大きいほど運びにくく、家具の間を通しにくくなることもあります。

1枚のサイズ 向いている使い方 注文前の注意
~82cm前後 リビングの一角、子どもの遊び場、動かしやすさ重視 広い場所では枚数が増えやすい
~88cm前後 一般的な部分敷き、既製寸法に近い計画 商品により上限が異なる
~99cm前後 大きめの部屋、少ない枚数で広く敷きたい場合 搬入経路と持ち運びを確認
縦横オーダー 柱・家具・部屋寸法に合わせたい場合 採寸値と畳目の向きを注文前に確認

青畳工房の置き畳は、極畳・しましまなど一部を除き、商品ごとの上限内で30cmから製作できます。上限は素材によって異なるため、商品ページの表示を優先してください。

部屋寸法から1枚の製作サイズを出す

1. 置きたい範囲を縦・横とも測る

壁際だけでなく中央付近も測り、数値が違う場合は小さい方を基準にします。安価なメジャーを含む測定誤差や、壁のわずかなゆがみにより、寸法どおりでも納まらないことがあります。

2. 縦と横をそれぞれ枚数で割る

たとえば縦240cm×横320cmの範囲に、縦3枚×横4枚を敷くなら、1枚は縦80cm×横80cmです。縦240cm×横300cmに同じ枚数なら、1枚は縦80cm×横75cmの長方形です。

3. 商品の上限と価格帯を確認する

縦横オーダーは、縦または横のどちらか1辺だけでも規定の上限を超えた場合、大きいサイズ帯の価格になります。面積が小さくても、長い辺だけで判断が変わる点に注意してください。

計算を手早く済ませたい方へ
置き畳の必要枚数・製作サイズ計算では、cm/mmを選んで入力できます。正方形案では縦基準・横基準の両方と、残る空きスペースも確認できます。

5mmの余裕は必ず必要?

四方を壁に囲まれた場所へぴったり納める場合は、必要な方向だけ総寸法から5mm程度引く考え方があります。これは測定誤差や壁の軽微なゆがみで、最後の1枚が入らない可能性を下げるためです。

  • 壁がある縦方向だけ引く
  • 壁がある横方向だけ引く
  • 四方に壁があるため縦横とも引く
  • 部分敷きなので引かない

5mm引いても必ず納まる保証ではなく、引かなければ入らない可能性も高まります。どちらも採寸・指定寸法はお客様の判断となり、オーダー製作品は寸法違いによる返品・交換ができません。迷う場合は注文前に寸法を確認します。

正方形にするか、空きなく敷くか

縦横比が違う範囲に正方形を並べると、縦か横に空きが残ります。見た目を優先して正方形にするのか、長方形で空きを減らすのかは別の判断です。正方形なら市松敷きの陰影が分かりやすく、長方形なら部屋寸法に合わせやすいという違いがあります。

注文前チェックリスト

  • 置きたい範囲の縦・横を複数箇所で測った
  • 縦何枚×横何枚かを決めた
  • 1枚あたりの縦・横寸法を小数点第2位まで確認した
  • 正方形案の空きスペースを確認した
  • 商品ごとの最大サイズを確認した
  • 玄関・廊下・階段を通せる大きさか確認した

よくある質問

88cmを少し超えたら、88cmまでの価格ですか?

いいえ。縦または横の1辺でも規定サイズを超える場合は、大きいサイズ帯の価格になります。同素材に99cmまでの商品がある場合は、そちらも比較してください。

同じ部屋なら大きい畳を選ぶほどよいですか?

一概にはいえません。枚数は減らせますが、重量・搬入・掃除のための移動はしにくくなります。使い方とのバランスで決めます。

採寸が不安です。

置きたい場所の写真と縦横寸法をLINEで送ってください。見積りだけでも大丈夫です。

寸法から必要枚数を確かめる

計算結果を見てから商品を選べます。正方形・長方形で迷う場合は、写真1枚から相談できます。

この記事は、創業170余年の青畳工房・六代目 古賀隆夫(一級畳製作技能士)が、置き畳の注文前に確認してほしい点をまとめました。

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1982年、佐賀県佐賀市の生まれ。 畳の被り物をしてマラソンに出てみたところマラソンではなく被り物に興味を持ってしまった畳屋六代目。 通常の畳替えのほかフローリング用の置き畳製作を日々こなしている。 ほかに社寺仏閣の有職畳など特殊技術を持ち畳職人としても光るものがある。 国産畳表以外は一切使わない!という頑固なところも評価され地元の方々からも安心な素材を使っている畳屋という認識がある。 佐賀県最後のイグサ畳表生産者吉丸さんの畳表をメインに使用し、佐賀県産の消費量はNo.1ということである。 畳1グランプリ九州代表