
畳の表替え(表面のゴザを張り替える)を施工する際に畳屋さんは畳表や畳縁を縫い付けている糸を切ってから糸を抜くものなのですが、
画像の畳は畳の框部分の糸をほどいたら前回の表替えの際に手抜きで残された畳糸がそのまま出てきました。
ずーっと手抜きをして来た畳屋さんは手抜きということすらわかってないのかもしれません。
見えないところだからと手を抜くと畳の寿命が縮まったり仕上げた見た目が悪くなりやすくなります。
特に今は畳用の大きなミシンみたいな機械で縫い付けます。
前の糸が残ってると糸が糸を縫い締めてしまい畳の形が崩れることに繋がるのです。
ざらにこういう糸が数回分残ってることがあり、あとの作業をする真面目な畳屋さんは手間が増えまくってしまうのです。
そんなことより畳屋が畳の寿命を縮めたらいかんと思うのです。。

小城の畳は 久留米の畳は 神埼の畳は
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1982年、佐賀県佐賀市の生まれ。
畳の被り物をしてマラソンに出てみたところマラソンではなく被り物に興味を持ってしまった畳屋六代目。
通常の畳替えのほかフローリング用の置き畳製作を日々こなしている。
ほかに社寺仏閣の有職畳など特殊技術を持ち畳職人としても光るものがある。
国産畳表以外は一切使わない!という頑固なところも評価され地元の方々からも安心な素材を使っている畳屋という認識がある。
佐賀県最後のイグサ畳表生産者吉丸さんの畳表をメインに使用し、佐賀県産の消費量はNo.1ということである。
畳1グランプリ九州代表

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