
台風の影響はほぼなかった感じの佐賀県に住む畳マン六代目だよー!
こんな感じで佐賀はまともに台風が何年も来ていない。油断大敵!いつかでかいの来るぞ!
さて、今日も吉丸さんのところに数分だけでしたけど行ってきました。
苗がポットに刺されていましたよ^^

これがポットに刺した苗たち。
これからイ植え機で植えられるまでじっと待ちます。
今日の表替えはマンションの畳でした。
マンションとかは畳に柱欠け(部屋の角などに柱が出ていて、畳もその形に合わせて切りかける)があることが多く、今回のお宅もそうでした。
マンションって大量生産の畳屋さんがやっていることが多いので、手をかけてられないって考えのところが多いんでしょうね。
いつも想像どうりの手抜きが見受けられます・・。
これなんです。

あ、まずは表面から普通に見た画像です。しかし畳表の品質が悪いですね・・。赤いイグサだらけです・・。
畳縁をめくると

ガムテープ貼ってある〜。畳の縫い糸が見えるはずの状態なんだけど、ここまでマンションの畳アルアルあるよw
何のために貼ってあるんでしょうねー。ガムテープ剥がしてみましょうねー。

ほら。。出た・・。
タッカー乱れ打ち畳・・。
ここは本来縫う場所。
柱欠けの部分は機械が入らないので通常は手で縫うんです。でも手で縫えない畳屋さんも多い、ましてや時間がかかるんでしょう。だからタッカー乱れ打ちという素人でもできるやり方になっちゃう。
そしてこれ危険なんです。

ほら、タッカーって針ですからね、抜けないわけじゃないんです。手で引っ張るとこんなに簡単に抜けます。
危険極まりないって思うんです。畳の価値を下げることの一つかな。。
手で縫ったら間に合わない、採算が合わないから仕方ない?
だったらそんな仕事受けなきゃいいのに。
って畳マン六代目は思います。
どこを見て誰を見て仕事してんだろ?

小城の畳は 久留米の畳は 神埼の畳は
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1982年、佐賀県佐賀市の生まれ。
畳の被り物をしてマラソンに出てみたところマラソンではなく被り物に興味を持ってしまった畳屋六代目。
通常の畳替えのほかフローリング用の置き畳製作を日々こなしている。
ほかに社寺仏閣の有職畳など特殊技術を持ち畳職人としても光るものがある。
国産畳表以外は一切使わない!という頑固なところも評価され地元の方々からも安心な素材を使っている畳屋という認識がある。
佐賀県最後のイグサ畳表生産者吉丸さんの畳表をメインに使用し、佐賀県産の消費量はNo.1ということである。
畳1グランプリ九州代表

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