
明日は雨になるのかなー?
どーやら娘の小学校の運動会らしいですけど果たして???雨だろなw
さて今日は佐賀県産い草畳表生産者の吉丸さんのところにいつものごとく寄ってきました(笑)
今は苗割の真っ最中^^
い草って、繁殖は種でも増えますが、均一に大量に増やすのは株分けになるんです。
最初はほんの少数の株から増やしては育て増やしては育てという感じです一回の株割りで数倍になります^^
今の時期のい草を割る作業は、植え付けに入るための準備になりますのでかなり丁寧な作業となります。
掘ってきた苗です

この株をどんどん割っていくんですよー!
まずは余分な根っこをカットしていきます。

ジョキンジョッキンとハサミでバッサバッサと。それはもう容赦無く。
吉丸さんの奥さんがズバッと切り落としていきますw
そして切り落としたら次は。。

バリッ!バリッ!とざっくりこれまた奥さんが容赦無く割っていきますw
そしてこの株をさらに

ここは大事な作業。ちゃんと考えて分けてあげないと育たなくなっちゃいます。

最終的にこのくらいまで割るんです!
い草を割って増やすので、
「苗割り」
という作業なんですね〜^^
これを慣れないでやると本当枯れまくります・・。
ポイントはこれから伸びてくる子(新芽)をちゃんと残した割り方をすること、若い芽はグングン伸びるのがすごくわかりやすいです。
数日割った苗を束ねて水につけておくと

ほら若い芽が下からグングン伸びようとしているのがよくわかるでしょう^^
生命力を感じますねー!
イグサの苗を一株もらってうちでも育てたことがあるんですけど、
バリッと割って倍、されに割って倍、という程度の増やし方でも手に負えないくらいどんどんイグサは増えていきますw
株を割らなければ一定数ぐらいからあんまり増えないんですが、割り続けると際限なく増えていきますw
植物って面白いですよねー^^
以上、畳屋になってなかったらもしかしたら農家になって色んな作物を作っていたかもしれない畳マン六代目でした^^

小城の畳は 久留米の畳は 神埼の畳は
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1982年、佐賀県佐賀市の生まれ。
畳の被り物をしてマラソンに出てみたところマラソンではなく被り物に興味を持ってしまった畳屋六代目。
通常の畳替えのほかフローリング用の置き畳製作を日々こなしている。
ほかに社寺仏閣の有職畳など特殊技術を持ち畳職人としても光るものがある。
国産畳表以外は一切使わない!という頑固なところも評価され地元の方々からも安心な素材を使っている畳屋という認識がある。
佐賀県最後のイグサ畳表生産者吉丸さんの畳表をメインに使用し、佐賀県産の消費量はNo.1ということである。
畳1グランプリ九州代表

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