
いやいや久しぶりに当たりました!
これ!
40年くらい前の畳によく見られる大きなタッカーで畳の框を縫わずに止めた作り>_<
ダンボールを止めるアレ金具とそっくりです。
今回、2階の部屋ということもあり湿気が少なかったのでこの程度の錆ですが
ほとんどの場合朽ち果てて畳表が剥がれてしまってます。
これを抜くのがまた一仕事>_<
当時は錆びることを考えてなかったのかなぁ。
藁が痛んでしまいますのでとても良い工法とは呼べないですね。
今回の畳は36年前の畳ということで、だいたい年代もあうようです。
この後は逢着機があるのが当たり前になってきたので、この工法は消えましたが、これを止めるための封冠機、未だに売ってあるんです!!
離島などの仕事で使われることがあるとか>_<

小城の畳は 久留米の畳は 神埼の畳は
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1982年、佐賀県佐賀市の生まれ。 畳の被り物をしてマラソンに出てみたところマラソンではなく被り物に興味を持ってしまった畳屋六代目。 通常の畳替えのほかフローリング用の置き畳製作を日々こなしている。 ほかに社寺仏閣の有職畳など特殊技術を持ち畳職人としても光るものがある。 国産畳表以外は一切使わない!という頑固なところも評価され地元の方々からも安心な素材を使っている畳屋という認識がある。 佐賀県最後のイグサ畳表生産者吉丸さんの畳表をメインに使用し、佐賀県産の消費量はNo.1ということである。 畳1グランプリ九州代表

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